イベントに行くと、インスタグラムのフレームを見かけること、ありませんか?
以前ラフティングに行った際、休憩所に置いてあったから、思わずパチリ。ついつい使ってしまいますよね。
このフレーム、イベントの参加者が、楽しむ一つのツールとなっています。私も過去に作ったことがあります。
2016年に開催した「第6回うどん×ロゲイニング大会」。参加者に楽しんでもらおうと思い、インスタグラムに使用されるロゴマークなどを印刷し、スチレンボードに貼り付けて作成。
多くの参加者に使っていただき、『作った甲斐があった!』と思っていました。
が、イベントの途中から大雨となり、フレームは泥々。撤収時にはフレームが折れ悲惨な姿となり、二度と使えなくなりました(笑)。
この経験を踏まえて、新しいフレームをイベントに合わせて作ることにしました。こだわったポイントは3つ。
- 雨の日でも使える。
- コンパクトにもできる。
- 誰も作っていないフレームにする。
では、作っていきますよ!
インスタグラムのフレームの作り方
フレームの枠は加工しやすいスチレンボードを使用することが多いです。
これは車に積む際に、他の荷物と接触すると壊れる可能性があります。だから、今回は木材を使用しました。
フレーム材料は杉板
使用する木材は、杉の床材。
凹凸の部分でつなぐことができます。杉は軽く、加工しやすいのです。
まずは、木材加工

板をつなぎ合わせます。コンパクトにできるように、木工ボンドは使わず凹凸部分を差し込むだけです。
被写体が見える部分を切り抜くため、鉛筆で切り抜き部分を下書き。
角にドリルで穴を開けます。右の穴は節穴です。杉板の模様の一つですね。
穴を開けた箇所から、線に沿ってジグソーで切っていきます。
ダダダダダッ!
ジグソーの切断面。トリマーを使って面取りします。
滑らかでいい感じ。
木材加工は、これで完成です。
ペイントとシールを貼って仕上げ。
フレーム上部に、タイトルをペイントします。インスタフレームっぽく見える重要なポイントです。
独特なインスタグラムのロゴフォント。「billabong(ビラボン)」というフォントを使っています。
板の上にロゴを印刷した紙を置き、筆圧で跡をつけます。
うっすらと文字が見えますね。
文字の部分に木目が少しでも見えるよう、文字部分以外を塗っていきます。
塗料はセリアで売っている水性塗料。雨ざらしでも色が落ちませんからね。
上部のタイトルロゴ、完成です。
インスタグラムの「いいね」マーク。ハートも同じ塗料を使用。赤い塗料が家になかったので赤だと目立ちすぎるので、薄ピンクにしました。
フレームの下部には、イベントの実行委員メンバーのロゴを入れます。これはペイントできそうになかったので、シール印刷です。
完成!
ボンドで接着していないので、バラバラにして持ち運びが可能です。ただし、パーツを1つなくすとフレームが成立しないというデメリットも(笑)。
いかがでしたか?
杉の床材で自作する「インスタフレーム」を紹介してみました。
今回こだわったポイントは3つ。
- 雨の日でも使える。
- コンパクトにもできる。
- 誰も作っていないフレームにする。
イベント当日、バッチリ活躍してくるはず。
今回作ってみて。上部のロゴだけ意識すれば、インスタフレームっぽく作れることがよく分かりました。
私と同じ床板作る人は、おそらくいないと思いますが(笑)、オリジナルの「インスタフレーム」を作る際に参考にしてください。
では、素敵なDIYライフを!