薪割りは生活の一部、まつり(matsuri06)です。
薪が割れる時、
「パコーン!」という音、気持ちいいですよね。
しかし、こんな時ばかりではないはず。
斧を使っての薪割り技術が上達しても、なかなか割れない硬い木や柔らかい木があります。
今回は、これらを割る際の方法を紹介しますよ。
タップできる【目次】
斧で割れない木もたくさんある!?
薪として人気がある樹種は、クヌギ・ナラ・カシなど、どんぐりの木が多いですよね。
自分の山で薪用に木を選別し、伐り出すことができるなら問題ありません。
しかし、そんな人は少ないはず。友人知人から伐採した木をもらっている人は多くいるはず。
いただき物だと、いろんな樹種が混ざっています。硬すぎても、柔らかすぎても割りにくいのが木。
ケヤキやクスがあると『割るの大変やなー』と思いながらも、薪にします。
薪割りは体感しながら木について学ぶ良い機会だと、いつも感じています。
『薪に適した樹種は何?』と思っている人は、「FIRESIDEの樹種比較表」を参考にしてみてください。
クサビの使い方は簡単。
では斧で割れない木は、どうやって割るか?
クサビを使いましょう!
私が主に使用する薪割り道具、チェンソー・クサビ2個・斧です。
まずは、割りにくい木をチェンソーで短く玉切りします。私は割りやすいように20cm程度ですね。
玉切りした木の両端に1つずつ、軽くクサビを打ち込みます。
クサビは2つをこのように使用するのがポイントですよ。
1つだけを真ん中に打ち込むと、割れずに突き刺さるだけということもありますので要注意。
クサビを打ち込むのに鉄ハンマーを使用する人が多いですが、私は違いますよ。
愛用している斧「グレンスフォシュブルークの薪割り槌ショート」。ヘッド部分の刃の反対側がハンマーという優れものを使用します。
クサビを交互に「カキン!」「カキン!」と打ち込んでいきます。
すると、クサビの片方は割れましたね。割れてない手前も「カキン!」と打ち込むと、
真っ二つ!
割りにくい木は、クサビを2つ使用し、交互に打ち込んでいくのがポイントです。
「グレンスフォシュブルークの薪割り槌ショート」をハンマーとして使用する時の注意点があります。
それは「カバーをつけた状態で、使用しないこと」。
クサビを打ち込む際の強い衝撃で、カバーの紐が切れる可能性があります。
さいごに
割りにくい木をクサビを使って割る方法を紹介してみました。
薪割りの際、クサビは2個使うことで効果を発揮します。だから2個セットで販売しているんですよね。
私が使用しているクサビは、ストレートタイプ。
もっと強力な、ねじりタイプもありますよ。
クサビを使用する際には、鉄製ハンマーも忘れずに。
では、素敵な薪ストーブライフを!