誰もが必ずといっていいほど、食べたことのある「塩おにぎり」。みなさん、正しい塩おにぎりの作り方を知っていますか?
『塩つけて、握るだけでしょ!』
と、思っている人が多いはず。実際そう作っている人を、私はたくさん見てきました。私も昔そう作っていました。違いますよ!
『握って、塩をつけるんです!』
『順番が違うだけだろ!』というツッコミをはねのけて、作っていきますよ。
タップできる【目次】
塩おにぎりのレシピ
準備するもの
- 米(炊きたて)
- おわん(水入り)
- 皿2枚(塩を乗せ用、作ったおにぎり乗せ用)
塩おにぎりの作り方・コツ
まずは手を水で湿らせます。机が汚れますから、手をべちょべちょにする必要はないですよ。
次に握ります。おにぎりを成形する指は、2本使うと食べやすい大きさで作れます。
はい、おにぎりの完成です。今から塩をつけていきますよ。塩をつける場所は、
この4箇所です。裏面も含めると8箇所ですね。
三角おにぎりを食べる時、どこから食べますか?
角から食べますよね。ということは、真ん中にも塩をつけますから、何口で食べようが、どこから食べても塩味なんですよ。
まだ湿っている指に塩をつけます。
ぴっ、ぴっ、ぴっ、ぴっ。塩のついた指で4箇所を軽くタッチします。
反対側も、ぴっ、ぴっ、ぴっ、ぴっ。
これで、塩おにぎりの完成です。
塩をつけるのが握る前でも握った後でも、完成形は同じです。では、なぜ握った後に塩をつけるか? 理由は2つあります。
- 塩の量がいつも同じ
- テーブルがきれい
1 塩の量がいつも同じ
指先に付けた塩で味付けをするので、塩分量はいつもほぼ同じです。ということは、「おいしさがいつも変わらない」ということです。
そして、手のひらに塩をつけて握るよりは、塩分控えめで健康的でもあります。
2 テーブルがきれい
塩を手のひらにつけて、おにぎりを作るとき。塩を手になじませようと水を余計につける傾向にあります。だから、握る際に米がポトポトと机に落ちてしまいます。
握った後に塩をつける方が、断然テーブルがきれいです。
いかがでしたか?
正しい「塩おにぎりの作り方」について、紹介しました。
私は以前、「塩をつけて握る派」でした。しかし、米所は新潟県で料理上手なおばちゃんとおにぎりを一緒に作った際に、言われた一言で「握って塩をつける派」に変わりました。
『あんたの握った後の机見て。汚れすぎ!(笑)』
もちろん、このおばちゃんは「握って塩をつける派」でした。
ということで、「塩をつけて握る派」のみなさん、一度「握って塩をつける」パターンも試しみてくださいね。
では、ステキな食卓を!