
チェーンソーを使ってアート作品を作る「チェーンソーカービング」。
これのデモンストレーションが、近所の公園であると聞き、行ってきました。
タップできる【目次】
チェーンソーカービングとは
チェーンソーは、木を切る時に使う道具ですね。カービングは「彫刻」という意味です。チェーンソーカービングとは、チェーンソーで木を削って、作品を作ることをいいます。


そういえば、「森林・林業・環境機械展示会」に行った際にも実演していました。この時は時間に余裕がなく、一度じっくり見学したいと思っていたから、ちょうど良い機会でした。
チェーンソーカービングを実演するのは、川西逸郎さん
実演会場の「香川県公渕森林公園」へ。

実演会場に到着すると、手描きの看板。

広げたブルーシートの上で、丸太と向き合っている男性。この方が、今回チェンソーカービングを実演する「川西逸郎」さん。

川西さんは、平日週末問わず林業にどっぷりハマる森林の人。薪ストーブの薪を作ったり、木を伐採する仕事をする時の、私の仲間なのです。
今回は制限時間1時間で、どこまで作品ができるかというデモンストレーションを行うようです。
ちなみに、作るのはフクロウです。
最初から最後まで見てきましたから、写真で紹介しておきますね。
フクロウのアート作品は、1時間でどこまでできるか?

まずは丸太にチョークで、作品の輪郭を描いていきます。

輪郭を基に、チェーンソーで大まかに削っていきます。まずは頭の部分ですね。

お腹の部分も。

チェーンソーの交換。

細かい作業をする際には、細いバーのチェーンソーを使うようです。

薄っ!

また、チェーンソーを交換。

この日、川西さんがカービングしている横には、チェーンソーが5台待機していました。(使用しているのも含めると6台。)
作品を製作中に燃料が切れたり、エンジンの調子が悪くなったりすることがあるそうです。その際に一旦中断せず、作業に没頭できるよう、いつも替えのチェーンソーが待機しているとか。

再び削っていきます。

形がフクロウっぽくなってきました。
細かい作業に入る前に、チョークで下書きをしていきます。



チェーンソーの先端を器用に当てて、顔を仕上げていきます。





羽根部分も顔同様に、チェーンソーの先端で細かい作業です。

足爪部分も削り、

タイムリミットの1時間。
笛ではなくチェーンソーを吹かし、近くに来て見てくださいと合図をします。

川西さんが1時間で丸太から変身させたフクロウ。

デモンストレーション後、見学者の多くが実際に手で触れ、『すごー!』と感嘆されていましたね。

散歩中の犬も興味津々に近寄ります。

このフクロウは、この後に磨いたり、色付けされて完成するようです。

これも川西さん作のフクロウ。お値段20000円。

世界一のチェーンソーアーティストが、川西さんの師匠
デモンストレーションの後に、川西さんの少しお話を伺ってみました。








川西さんの愛犬がモデルになった作品。






いやいや。あちこちのイベントから、デモンストレーションの依頼されて活躍しているのは耳にしていますよ。

こちらも川西さん作の「イノシシの親子」。
これを一本の丸太から作るわけですから、技術の高さが分かりますね。

さいごに
川西逸郎さんのチェーンソーアート作品が出来上がる様子を紹介してみました。
チェーンソーカービングを1時間見学していましたが、全然飽きませんでしたね。
『自分でもやってみたい!』という方は、世界チャンピオンが開催する講習会に参加して学んでみるのもいいかも!?
DVD付きの書籍も、あるんですね。

では、素敵なアウトドアライフを!










