まつり(matsuri06)です。
DODの5m四方の巨大TCタープ「チーズタープM」を、キャンプや仕事で使っています。
一人で使用するには贅沢で大きすぎるサイズ。
しかし、誰かと使う時には「張ってくれて、ありがとう!」と言われる、とても優秀なタープです。
ポリコットン素材の良い点は2つあります。
ひとつは、ポリエステルより厚みのある生地のため濃い影を作り出し、暑い時期は涼しく過ごせます。
もうひとつは、コットンを含んでいる素材のため、焚き火からの火の粉が当たっても穴が空きにくいです。
しかし、この2つの良い点ばかりに注目してはいけません。
3つのマイナスポイントもあります。
- 環境によってペグが抜ける
- 太いポールと本数が必要
- 雨で濡れると片付けが大変
これらも考慮した上で、ポリコットン素材のタープを購入するといいですよ。
これら3点を、もう少し詳しく紹介しておきます。
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環境によってペグが抜ける
ポリコットンはポリエステルより重量があるため、風を受けるとペグが抜けやすいです。
だから、ペグはできるだけ長いものが良いですよ。
私が使っているのは、28cmの鍛造ペグ。
ポリエステルのタープ同様、チーズタープでもこれを使用していました。
タープの張り方、地面の固さ、風の強さに影響しますが、先日抜けた経験があります。
風速4mほどで、地面が少し柔らかめ。
ペグが抜けないようにするための対策は2つ。
①ペグを2本使いクロスに打つ。
②できるだけ長いペグを使う。
1箇所1本で固定するなら、30cm以上のペグがあった方が良いです。
強風時や強風が予想される場合は、タープを張らないのは前提条件ですよ。
ポールは太く、本数が必要
ポリエステルのタープを使い慣れていると、ポリコットンはとても重く感じます(実際に重い・・・)。
その重さを支えるのに、一般的な細いポールでは頼りなく、折れる可能性が高いです。
そこで太いポールが必要になります。
私がチーズタープに合わせて購入したのは、DODのビッグタープポール。
直径28mmで安心感があります。
ポールはこれ以上の太さを選ぶといいでしょう。
チーズタープMのように大型でグロメット(ロープをかけるハトメ部分)が複数ある場合は、張り方のバリエーションが豊富です。
ポールは2本あればタープとして使えますが、張り方によっては6本使うこともあります。
6本までは必要ないにしても、4本あると便利です。
雨に濡れると片付けが大変
ポリコットンはポリエステルのように撥水機能はありません。
そのためタープが雨に濡れると、水を弾かずしっとり湿っていく感じです。
だから乾かすのに若干時間がかかります。
またコットンを含んでいるため、しっかり乾燥させなければカビが発生するため要注意です。
タープに限らずテントも、大型でポリコットン素材を使用している人は、雨に濡れた場合どうやって乾かしているんでしょうね。
マンション住まいだと、近くの公園や河川敷に広げにいくというのを聞いたことがあります。
ちなみに私の場合は、自宅駐車スペースで広げて乾燥させています。
おすすめのポリコットン素材のタープ
私が使用しているタープは、DODのチーズタープM。
5m四方のポリコットン素材のタープでは、最大級の大きさです。
これを選んだ理由は、大人数でも利用できるのとDODが応援したいメーカーだからですね。
「ポリコットン素材のタープでおすすめは?」と聞かれることがあります。
メーカーにこだわりがなければ、soomloomのタープが良さそうです。
キャンプ場で使っているのを見かけますが、良い感じです。
- アマゾン評価が高い
- メルカリなどで売っていない(みんなが使い続けている)
- 価格が安い(ポールも)
- いろんな形のタープがある
国内メーカーのタープに比べると半額に近い価格。メーカーにこだわりがなければ、soomloomのタープで十分活躍してくれそうです。
さいごに
DODのチーズタープMを使用して感じた、ポリコットン素材のタープを購入する前に知っておく3つの注意点を紹介しました。
- 環境によってペグが抜ける
- 太いポールと本数が必要
- 雨で濡れると片付けが大変
マイナスポイントを紹介していますが、DODのチーズタープMを購入して後悔はしていません。
むしろ、重宝しています。
最初に述べた通り、ポリコットン素材だからこその良い点2つ。
ひとつは、ポリエステルより厚みのある生地のため濃い影を作り出し、暑い時期は涼しく過ごせます。
もうひとつは、コットンを含んでいる素材のため、焚き火からの火の粉が当たっても穴が空きにくいのです。
焚き火好きの私にとっては、ポリコットン素材のタープは買ってよかったと思える逸品です。
タープ近くで焚き火ができるのが最高やきん。
では、素敵なアウトドアライフを!