まつり(matsuri06)です。
愛媛県松野町にある滑床(なめとこ)キャンプ場で、ソロキャンプで2泊してきました。
とても良いフィールドでしたので、レポートしておきます。
香川県高松市から車を走らせること4時間。
到着したのは四国の左下、愛媛県松野町の滑床(なめとこ)渓谷。
この自然度が高いフィールドに、滑床キャンプ場があります。
キャンプ場にチェックインする前に、松野町在住の友人とランチです。
人里離れた山奥ですが、ここには知る人ぞ知るステキなお店があるのです。ふふふ。
まずは、キャンプ場から徒歩圏内の、ランチの場所へ。
タップできる【目次】
水際のロッジのレストランが、最高においしい!
滑床渓谷にはキャンプ場のすぐ近くに、かつて国民宿舎として活用されていた「森の国ホテル」がありました。
バブル世代の人が『一度行ってみたいねー。』と言っていたのを、耳にしたことがあります。
2021年現在は、一般利用ができない建物です。
この建物のすぐ近くに、2020年にオープンしたロッジとレストランがあります。
まずは、ここで腹ごしらえです。
レストラン「SELVAGGIO」。
友人と一緒に店内に入るも、これからキャンプをするおじさんには、オシャレすぎて少し怯んでしまいました(笑)。
なるべく地元の食材にこだわった料理。
『ピザがおいしいよ!』と友人から聞いていましたが、想像を超えてきました!
鹿肉ミンチのパスタ。オシャレな名前がありましたが、忘れました・・・。
町内で獲れたジビエを使っていて、パスタがもちもちで、これが一番好みでした。
身も心も満たされてしまい、これからキャンプをせずに帰ってもいいくらい。4時間かけてきたのに。
地元の人はもちろん県内各地から、この料理を求めて、山奥まで来られるそうです。
食べてみて、その理由がよく分かりました。だって、美味しいもん!
隣には「水際のロッジ」。
『今日、ここに泊まります!』と言いたくなるくらい、ステキな空間でした。
またの機会にします。
レストラン「SELVAGGIO」と「水際のロッジ」の情報は、「森の国」でチェックしてください。
ゆるゆる焚き火と読書と渓流釣り
お腹を満たして、キャンプ場へ。
滑床キャンプ場は、森の中にテントサイトがあります。
全部で17箇所。
それぞれサイトサイズ違うため、テントの大きさや人数によって、選択できます。
キャンプサイトに車が横付けできません。
トイレ横の広いスペースに一時的に駐車して、荷物を運搬するのが無難です。
今回は他に宿泊利用者がいないため、選び放題です。
トイレや水場が近く、常設テーブルがあって、荷物の運搬がしやすい1番サイトを選択。
ここをキャンプ地とする!
長時間移動で疲れたので、焚き火をしながらゆるゆると過ごします。
焚き火のお供に読書。
キャンプを仕事にしている25名のインタビューを取りまとめたもの。
キャンプにも様々な関わり方があるんだな、と気付かせてくれる本です。
キャンプサイトのすぐ横を流れる目黒川。
ここでは、渓流釣りが楽しめます。今回訪れた目的のひとつでもあります。
初心者の私でも90分ほどで、釣果5匹。
現地で道具レンタルできますので、未経験者も楽しめます。
川は浅い場所ももちろんあるため、子どもの川遊びにも最適。
日が暮れるとキャンプサイトは暗く、トイレ周辺のみ少し明るいです。
トイレ前の街灯や橋の明かりがあるのみで、トイレから離れるほど暗くなります。
明るいうちに拾っておいた枯れ木で焚き火をしながら、読書をして夜を過ごしました。
夜が明け、朝食です。
ジビエを売り出している松野町の鹿ウインナー。
レストラン「SELVAGGIO」で食べたパスタには敵いませんが、美味いです。
町内の道の駅で販売していますよ。
渓流釣りも楽しいですが、周辺を散策するのも気持ちよかったです。
マップ片手に軽く半日は過ごせます。
![](https://kinkinkikikin.com/wp-content/uploads/IMG_3444.jpg)
滑る床と書いて「滑床(なめとこ)」。岩の上は滑りやすいので、散策時は要注意です。
イロハモミジが多く、紅葉の時期はかなりキレイな景色が広がっていそうです。
滑床キャンプ場の基本情報
住所
愛媛県北宇和郡松野町目黒滑床
使用料
大人1名:300円
小人1名:150円
未就学児:無料
予約・支払いは、現地にある「滑床アウトドアセンター」。
TEL:0895491535
利用のルールなど
直火禁止。
焚き火をする際には、焚き火台もしくは常設かまどを使用。
![](https://kinkinkikikin.com/wp-content/uploads/IMG_3370.jpg)
滞在中、サルをよく見かけました。
サルに餌を与えないようにしましょう。
また食材はクーラーボックス内に保管必須です。
駐車場・荷物運搬
駐車場は広く、何十台と駐車できるスペースがあります。
キャンプサイトから抱えて運搬するのは、荷物が多いキャンプスタイルの人は大変です。
少しだけ階段がありますが、これを除けばキャリーワゴンがあると便利でしょう。
風呂
現地に風呂はありません。
トイレにシャワーが付いていましたが、使用禁止でした。
滑床キャンプ場から車で25分の「森の国ぽっぽ温泉」に行くといいですよ。
道の駅「虹の森公園まつの」のすぐ近くです。
買い出し
道の駅「虹の森公園まつの」周辺、松野町の中心地で購入しておくといいでしょう。
滑床キャンプ場受付をする「滑床アウトドアセンター」には、自販機が1台あります。
![](https://kinkinkikikin.com/wp-content/uploads/IMG_3386.jpg)
その他
私が訪れた時には、キャンプ場手前が道路工事のため、通行制限がかかっていました。
時間帯によっては、かなり待つ時間が必要なため、事前に確認しておきましょう。
![](https://kinkinkikikin.com/wp-content/uploads/IMG_3454.jpg)
先に紹介したレストラン「SELVAGGIO」は、本当にオススメ。
レストラン「SELVAGGIO」と「水際のロッジ」の情報は、「森の国」とインスタグラムでチェック!
さいごに
愛媛県松野町の滑床キャンプ場、2泊3日で行って正解でした。
4時間かけて行った甲斐がありました。
自然度が高いフィールドのため、季節によって変化が楽しめそうです。また違う時期に訪れたいです。
では、素敵なアウトドアライフを!