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【救急救命講習会】「もしも」の時のために、心肺蘇生法もAEDの取り扱いも知っておくといいよ。




こんにちは!毎年救急救命講習会を受講しています、まつり(matsuri06)です。

アウトドア活動を仕事にしていると、現場で参加者やスタッフが病気やケガをした際に、応急手当てをしなければなりません。いつ、どこで起きるか分からない病気やケガに対応できるように、知識を取り入れ、トレーニングをしておいた方がいいですね。

11月25ー26日に開催した里海プロガイド養成講座(第2回)で、『ガイドが、もしもの時に対応できるように』、坂出市消防署員を講師に招き、救急救命講習会を実施しました。その内容を共有しますね。

救急救命講習会を受講したことがある人は、復習資料として、眺めてください。

 

応急手当ての4つの重要性

傷病者を救命するための4つの大切なこと。

  1. 心停止の予防
  2. 119への早期通報
  3. 心配蘇生とAED
  4. 救急隊や病院での処置・治療

これらすべてが傷病者の救命につながることです。一般の私たちにできることは1〜3です。

一般人が1〜3に関わった場合は傷病者の生存率43.3%、関わらなかった場合は18.2%。

119を受けて傷病者の元に救急車が到着する平均時間8分。この間に一般人がどれだけ行動できるかに、傷病者の救命が関わってくるんですね。

倍以上違う生存率!早期発見と行動力が必要ですね。

 

胸骨圧迫には体力がいる

講習会で話を聞くだけでは、すぐに忘れてしまいます。今回は1〜3の模擬訓練を繰り返し実施しました。特に、3「心配蘇生とAED」に重点を置きましたよ。

 

人形を使っての訓練。胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を1セットとし、これを約2分間で5セット繰り返します。胸骨圧迫は1分間に100〜120回のペースでしますよ。

 

胸骨圧迫の際には、手だけで押さずに体全体で押し、つま先は立てると力が入りやすいです。

そう、これはとても体力が必要です。5セットで2分間ですが、救急車が到着する平均時間は8分。ということは20セットですよ。

参加者からは『しんどい・・・。』という声が漏れていましたね。

一人でこれを続けるのは大変です。傷病者を発見した時に『誰かいませんかー!?』と大きな声で、周囲に助けを求めましょう。集まった人と交代ですることで、胸骨圧迫を続けることができます。

胸骨圧迫をやめるタイミングはいつなの?

傷病者の意識が戻った時。意識があるのに、胸骨圧迫をすると傷病者が痛いだけですからね。

それと救急隊員が現場に到着した時。「救急車の音が聞こえたからやめた。」というケースもあるようなので、音だけで判断しないようにしましょう。

人工呼吸もするんでしょ?傷病者が嘔吐や吐血していたらどうするの?

傷病者の口元に異変がある場合には、人工呼吸はしてはいけませんよ。

 

救急車の到着時間が平均8分は市街地でしょうね。アウドドア活動のフィールドにおいては、もっと時間がかかるでしょうから、これを続けるだけの体力が必要ですね。

 

AEDの操作は簡単

AEDも実際に使いましたよ。

AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

AEDにはいろんな種類があるようですが、よく見かけるのは写真右のオレンジのタイプですね。

購入を検討したいところですが、手が出ない価格・・・。

 

 

使用したことがない人でも、音声に従って、簡単に取り扱うことができます。

 

電気ショックを与えるための電飾パッドには貼る位置が表記されていますよ。

 

子どもと大人で使用する電気量が違いますので、スイッチ一つで切り替え可能になっています。

 

スイッチ切り替えがないAED(写真左)は、子ども用の電極パッドが入っています。子どもは体が小さいので、2枚の電極パッドが接触しないように胸と背中に貼るようになっています。

 

電極パッドを取り付ける際に気をつけること

  1. 体が水や汗で濡れている場合に、水気を拭きとる。
  2. シップなどの貼り薬がある場合は、剥がしておく。
  3. 心臓ペースメーカーなどが入っている場合は、そこから離れた箇所に貼る。
  4. ネックレス等の金属をつけている場合は、触れないように貼る。
  5. 胸毛がある場合は、カミソリで剃るか、予備の電極パッドを一度貼り、はがす時に毛も一緒にむしり取る。

5は毛をむしり取られた痛みで、回復してくれるといいですね。

 

AEDと胸骨圧迫は交互に

AEDは電極パッドを取り付けた傷病者の心電図解析を、2分ごとにしてくれます。この2分は前途の心肺蘇生法の5セットのことなので、交互に繰り返すことが大切なんですね。

AEDがあるからといって、胸骨圧迫はしなくていい、ということではないですよ。

 

ショックボタンの回数を覚えておく

2分に1回、傷病者に電気ショックを与えるAED。一般人はAEDの音声指示に従い、何回も使用することができますが、救急隊員は3回までしか使用できない規則があるようです。

救急隊員が現場に到着した際には、ショックボタンを何回押したか、報告するようにしましょう。

緊急時にショックボタンを何回押したかを覚えるのは難しいですね。これも含めて、周囲に助けを求める重要性を感じますね。

 

いかがでしたか?

救急救命講習会は、アウトドア活動に限らず、役立つはずです。いつ、どこで、傷病者と出くわすか分かりませんからね。

5年に一度内容更新されているようですので、『いつ受講したっけ?』という方は、受講しておきましょう。『1回受講しただけ』という人も、やっておかなければ忘れますし、道具に実際に触れることで、心づもりにもなりますよ。

救急救命講習会の開催については、近くの消防署に問い合わせてみるといいですよ。開催内容についてもリクエストすれば、その項目に重点を置いて開催してくれるはずです。

こういう技術を使う場面が起きないようにすることも大切ですが、予期せず起こることもありますので、いざという時に動けるようにしておくことも大切ですよ。