近年、薪ストーブを設置する家が増えています。うちの近所にも、いつの間にか屋根から煙突が出ている家がありましたよ。
さて、薪ストーブに欠かせないのが、燃料となる「薪」ですよね。うちは、薪をお店から購入せずに、無料で入手しています。
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先日、持ち帰った原木を薪割りしました。
タップできる【目次】
薪のサイズは不揃い
うちは薪棚に積めるように、40cmの長さに揃えて原木を切り、割るようにしています。
長さ1mで原木を持ち帰った場合、切り分けると40cmが2本、20cm弱が1本。こんな感じで、長さが短い薪もできていきます。
写真のような太くて短い薪を「どんころ」と呼んでいます。
40cmの薪は薪棚に積んでいきます。
では、「どんころ」も。
20cmの「どんころ」を積むと、奥に20cmの隙間ができます。
この隙間に合う「どんころ」を積むこともできますが、不安定になるんですよね。
「どんころ」の乾燥場所、「どんころ箱」
そこで、うちで活躍しているのが、
「どんころ箱」。廃材などの角材で枠をつくり、それに板材を取り付けたもの。
こんな感じで、様々な長さや形の「どんころ」を入れるのに重宝しています。軒下に置いて2年くらい放置しておくと、我が家では立派な薪として活躍してくれます。
「どんころ箱」の横面から、どんころが漏れないように、板材をビスで止めておくといいですよ。
設置が簡単な「どんころ箱」
うちには、「どんころ箱」が3つあります。そのうちの1つを移動させることになったので、設置方法を紹介しますね。
ここが設置場所。まず草取りをして、その後に除草シートを敷きます。除草シートが下からの湿気と、日光が当たらなくてもヒョロヒョロ生えてくる雑草を防いでくれます。
「どんころ箱」の土台を、箱内のどんころが地面から20cm程度の高さになるよう設置します。土台はコンクリートブロックとかでいいですが、うちでは廃瓦を使っています。
土台の設置理由は2つ。
- 土台の下に少しでも風を通し、どんころの乾燥を進める。
- 防腐剤を塗っていない「どんころ箱」を直に置かないことで、腐りにくくなる。
水平調整は適当ですよ(笑)。「どんころ」で満杯になると、重さで安定し、倒れませんからね。
設置完成した「どんころ箱」。「どんころ箱」の高さは、苦なく一番下のどんころが取れるようにしておけば、いいですよ。
この設置場所は、軒下ではありません。雨を少しでも凌げるように、トタンで屋根を付ける予定です。
さいごに
薪にも種類があって、それによって乾燥や保管方法を工夫しています。土地と薪が大量にあれば、ここまでしなくていいですけどね。
「どんころ」の置き場に困っている人は、参考にしてくださいね。
では、素敵な薪ストーブライフを!