薪ストーブのある家を見つけると遠目に薪棚を観察してしまう、まつり(matsuri06)です。
およそ2年分の薪をストックできるようにしている我が家。
たまに容量をオーバーしてしまい、原木が庭に溢れかえってしまいます。
そこで薪棚を作成することにしました。
材料は、設置場所がイマイチだった薪棚を解体して、再利用です。
タップできる【目次】
薪棚をDIYするのに、設計図は必要か。
今回は収納力も高さもある薪棚を作ります。
そのため設計図が必要になると思い、書いてからスタートです。
その図面がこちら。
こういうのはイメージが大切で、あとは作りながら詳細を決めていくのが一番です。
そして、完成品がこちら。
図面通りではありませんが(笑)、なかなかの仕上がりに満足しています。
基礎のブロックとコースレッド以外は、100%スギ材です。
薪棚の作り方は3段階。
薪棚を作り始める前に、設置する場所を整理するところから始めました。
事前準備として、軽トラ2車分の薪の移動です。
この移動した薪を全部収納できる棚を作成予定です。
薪棚を作る工程は、大きく3段階に分かれています。
- 基礎
- 本体
- 屋根
1 薪棚の基礎
薪棚を設置後、場所を移動させるかどうかを考えておきます。
我が家は、移動させる可能性があったため、薪棚の基礎はコンクリートブロックを置くだけにしました。
この時点で、薪棚のおよその大きさは決めています。こんな図面ですが・・・。
水平かどうかの確認は、一応しています。
コンクリートブロックを置くだけであれば、これで基礎は完成しました。
2 薪棚の本体
基礎の位置に合わせて、薪棚本体底面の枠を作っていきます。
この時点で図面とは大きく異なってきます。
長い辺の材が足りなかったため、予定変更です。あるもので考えながら作ると、こういう変更も楽しくなってきます。
柱を立てて、本体を組み立てていきます。ドリルで穴を空けて、コースレッドを打ち込んでいくの繰り返しです。
本体が組み立てが終わり、形が決まったので、防腐塗料をひたすら塗っていきます。
塗り終わった後に、友人からの助言。
『雑巾で塗ると、ムラなく塗れますよ。』
確かに。もっと早く気付くべきでした。次回からは雑巾塗り必須!
とはいえ、無事に塗り終えました。
この時点で、かなり満足度は高いです。
3 薪棚の屋根
屋根は本体を作る途中まで、使おうと思っていたのはトタン。
しかし、我が家の薪棚やログラックは、すべてスギ材で作っているため、こだわってスギ材となりました。
13枚1500円ほどの野地板を2セット購入し、防腐塗料を塗って、本体に乗せていきました。
底面に野地板を乗せて、完成です。
最初に移動させた薪を入れると、ピッタリどころかプラスα積むことができ、感無量です。
前面の屋根は1mほど張り出して、雨天時に若干の作業も可能としました。
薪棚を作ってみて、見つけた改善点。
出来栄えには満足していますが、完成直後に改善点が見つかりました。
それは、薪棚の高さです。
元々ある材料を使用したため、柱は高い方で180cm。屋根の勾配をつけるため、柱の低い方は15cm短くなっています。
すると、身長175cmの私が薪を積む際に、屋根で頭を強打することがありました。これは想定外。
この大きさにするなら、前面も後面も身長より高くするよう、次回の教訓としておきます。
さいごに
過去最大の薪棚を作ってみました。あるもので考えながら作るのは楽しかったです。
構想5分、書くのに1分のこの図面が、
こうなりますからね。
とりあえず手を動かせば、薪棚くらいはできるものです。
では、素敵な薪ストーブライフを!