自分が好きなことを仕事にできていますか? 私は2010年にフリーランスになって、好きなことを選択してきました。
いや、『好きなことを選択したくてフリーランスになった。』という方が正しいですね。 これは業種ということだけではなく、純粋に関わっている場が好きかどうか、ということ。
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「フリーランスってどうなの?」と聞かれることが多いので、フリーランスのメリットを3つ挙げてみた。
タップできる【目次】
やらされている感を排除
基本的に誰かの指図を受けたり、誰かの指示通りに事業を進めることが、私は嫌いです。もっと言えば、「誰か」は尊敬しない人・信頼しない人が当てハマりますね。
困った時には信頼できる仲間に相談はしますが、成功しようが失敗しようが自分で良し悪しを判断し、事業を進めるのが好きです。
ガチガチに決められた与件の中で、仕事をするのは窮屈で「やらされている感」が充満します。これはやる気なくしますね。
クライアントからの依頼で与件がガチガチに決定していても、自分が変更したい(した方がいい)と思ったことは伝え、変えてもらうようにしています。
現在、法人や実行委員会など個人事業(フリーランス)以外では、5つほど関わっています。この中で他人の意見を尊重はしますが、活動を展開する上では自分の意見を尊重します。誰かが決めたことをそのまま遂行するということはしません。
「好きなこと」=「好きな子と」仕事をする
私が関わる仕事は、「私が好きなこと」にしています。独立したのに、嫌いなこと・苦手なことをする意味はありませんからね。 更に言えば「好きなこと」は「好きな子と」しかできません。
「好きなこと」を仕事にする=「好きな子と」仕事をする。 ということは、 「嫌いなこと」は仕事にしない=「嫌いな子と」仕事はしない。
— 松野陽平@アウトドア主夫 (@matsuri06) 2017年10月27日
異性はもちろん、同性もですね。イヤラシイ意味ではなくですよ(笑)。 「何をやるか」も大切ですが、「誰とやるか」が大切だということ。一緒にやりたい人を探すのも大切ですね。
スノーピークの本から学ぶ「好きを集める」が、先につながる
スノーピークを知っていますか? アウトドア業界では、最もクオリティの高い製品(かつ高額製品)を世に出していると言っても過言ではない会社です。
高額なのにファンが多いスノーピーク。ただ単にモノが好きな顧客ではなく、スノーピークの姿勢が好きだからファンが多いんでしょう。
スノーピークは顧客に対して、定期的に交流会を実施しているんですね。この交流会から、製品ユーザーの満足度や製品の改善点を学んでいます。
私は、このスノーピークの取り組みに、とても共感しています。 最初はモノを購入してくれる顧客なんですが、交流会を開催する度に売り手と買い手の垣根がなくなっていくんですね。
これが本音を語る機会にもつながっているはず。本音が語られると、モノの真の改善点が見えますよね。
「好きなことだけ!を仕事にする経営」を読むと、自分の取り組みが腑に落ちる部分が多かったです。
例えば、私が講師を務める講習や研修の参加者に対しては、無料のアフターフォローを惜しまないようにしています。参加者は、ほぼ全員「好き」で関わり、熱心ですからね。
アフターフォローを無料(たまに有料もありますが)にすることで、参加者は嬉しいはず。私は参加者からの意見を、次回の事業の改善点につなげます。
すると次の参加者はより良い学びができますよね。 『無料でやるの?もったいない!』という声もありますが、それ以上に一緒に活動できる仲間が増える嬉しさが大きいんですよ。
あなたは、好きなことを仕事にできていますか?