子どもの川遊びはライフジャケットは必携している、まつり(matsuri06)です。
子どもと川や海に遊びに行く時、「ライフジャケット」を着用させていますか?
うちの子どもは、スイミングスクールに通っていたので、バリバリ泳げます。
しかし、水難事故のニュースを聞くと、着用させた方がいいと思い、購入しました。
タップできる【目次】
購入した1番の理由は、「体力の衰え」
海や川で子どもが溺れた場合、『自分なら助けることができる!』と思っている人は少なくありません。
しかし、気持ちだけでは助けることはできませんよね。
『自分は泳げる!』という大人は多いですが、イメージ通り泳げる人、意外と少ないんですよ。
10代や20代の頃に泳いでいたイメージを、持っている人が多いです。40代や50代になると日頃トレーニングをしていない限り、そうはいきません。
私の場合は、10代の頃なら400mくらいは泳げていたはずです。しかし、40代となった今、100m程度は泳げても、若い頃ほどの泳力はありません。
自分の力を過信せず、体力の衰えを自覚し始めた30代後半。子どもが小学生になってから、ライフジャケットを購入しました。
水難事故は意外と多い。
水難事故は他人事のように感じる人がいますが、必ず身近な場所で起きているはずです。
この地図、過去に水難事故があったポイントを表しています。
2003~2016年の14年間に、川や湖沼等で水遊び、釣り、遊泳、レジャー、散策、通行中など、様々な状況で発生した水難事故のうち、新聞記事やインターネットニュース情報から把握できた約2410件の水難事故の内容と事故発生地点の位置情報を表示しています。「子どもの水辺サポートセンター」より
14年間で約2410件の水難事故が起きています。しかも、海以外。
生存率を高めてくれるライフジャケット
ライフジャケットの着用効果は、国土交通省の調査結果を見れば一目瞭然です。
「国土交通省」より
これだけの着用効果が分かっているからこそ、「小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化」という法律ができたんでしょうね。
ライフジャケットの選び方
ライフジャケットが体からすっぽ抜けては、意味がありません。だから購入時に最低限、押さえておきたいポイントは次の2つ。
- サイズ(浮力)
- ベルトの数
ライフジャケットが、体にジャストフィットする仕組みが徹底されているかどうか、チェックしておきましょう。
この2つのポイントをしっかり押さえていたのが、モンベルの「フリーダムKid’s」です。
モンベル「フリーダムKid’s」をおすすめするポイント
モンベルのフリーダムKid’s を選択した、私がオススメする3つのポイントを紹介しておきます。
1 浮力があって動きやすい
カヤックやシャワークライミング用に作られた製品だから、動きやすいです。
肩の部分に浮力体がないため、泳ぐ時に腕を動かしやすいのです。
肩に浮力体がない分、後頭部を支えるように浮力体が付いています。
浮力体がないからといって、浮力が小さいかといえば、そんなことはありませんよ。
125−155サイズは、子供用救命胴衣に必要とされる5kgの浮力がありますからね。
水に浮かぶと、枕のように後頭部をサポートしてくれますよ。
2 ジャスフィットする設計
よく見るライフジャケットは、浮力体パーツが前後2枚。浮力体の前後で体を挟むような感じになります。
モンベル「フリーダムKid’s」は浮力体パーツが9枚と細かく分かれているため、前後左右から体を包むような感じでフィットするよう設計されています。
3 ベルトにある安全配慮
ライフジャケットは、体からすっぽり抜けてしまっては意味がありません。そのためにベルトが付いています。
モンベル「フリーダムKid’s」は肩、腰、股下に各2箇所、計6箇所にベルトが付いています。
肩もベルトで締めることで、肩にベルトがないタイプに比べて、ライフジャケットがズレにくいのです。
腰と股下にベルトがあるのは必須ですが、股下のベルトにクッションが付いているんです。
このクッションが付いていると、股や太ももとベルトが擦れて、痛くなりません。
モンベル「フリーダムKid’s」の欠点
ここまで、モンベル「フリーダムKid’s」を褒めちぎってきましたが、当然欠点?もあります。それを2つ紹介します。
① 桜マーク(国土交通省型式承認)が付いていない。
平成30年2月から「小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化」。このライフジャケットには、桜マーク(国土交通省型式承認)が付いていることが必須なんですね。
モンベル「フリーダムKid’s」には、桜マークが付いていません。使用目的が違いますからね。
モンベルのライフジャケットは、カヤックやカヌー、ラフティング用に開発されたベストであり、海難救助用の救命胴衣とは規定・使用目的が異なります。
『どうしても、桜マークが付いているライフジャケットがいい!』という人は、アウトドア事業にも力を入れている「高階救命器具株式会社」の製品がいいかもしれませんね。
② 値段が高い
アウトドアメーカーが開発販売しているため品質は高いですが、その分値段も高いです。
サイズによって若干価格が違いますが、約6000円です。
使用頻度が少ない場合は、高く感じるかもしれません。
その場合は無理に購入せずに、amazonなどで比較的購入しやすいライフジャケットを選択しましょう。
さいごに
子ども用ライフジャケット、モンベル「フリーダムKid’s」を紹介しました。
私がオススメするポイントは3つ。
- 浮力があって動きやすい
- ジャスフィットする設計
- ベルトにある安全配慮
普通に川や海で遊ぶくらいなら、十分です。仕事の現場でも使い続けていますからね。アクティブに水遊びするなら尚更です。
モンベル「フリーダムKid’s」は、モンベルのオンラインショップ か実店舗で購入できますよ。
ちなみに、大人用のライフジャケットもたくさんあります。その中でも私は、「フリーダム」を選びました。
体重80kgまでならXS〜XXLまでサイズ調整可能です。私以外の人が着用する可能性もありますからね。子どもの成長が早い方には、オススメかもしれませんよ。
では、素敵なアウトドアライフを!