先日、高松市某所において、ツリークライミングの体験を提供してきました。
参加対象だった教員や学生が、楽しむ様子を見て、思ったわけです。
『雨が降る中、準備した甲斐があった!』と。
体験中は、雨が止んでいましたが、地面は泥々。そこにロープが時々くねくねと這っていきます。そして、こうも思うのです。
『道具の片付けで1日が終わる・・・。』と。
泥まみれの道具を家に持ち帰り、洗濯することにしました。
タップできる【目次】
ツリークライミングロープは洗濯すべし。
ロープを濡れたまま放置すると、カビ臭くなりますから、泥まみれのロープを浴室へ運び入れます。
見た目以上に汚れているロープ。
洗い場を占領するロープたち。
どれくらい汚れているか、浴槽で確認してみましょう。
泥汚れが目立ちますね。一見キレイに見える部分も汚れています。汚れの種類は汗・ホコリ・土・砂・木屑など、様々です。これらがロープの表面だけでなく、中にも入り込んでいます。
樹上作業で使用するロープには、チェンソーのオイルも汚れに加わっていますね。
浴槽に水を入れて、足で踏んで汚れを出していきます。講習会時に『ギアは恋人と思い、優しく扱ってください。』と伝えていますが、踏んでいきます。
踏むこと3分。汚れがどんどん出てきましたね。
水を抜くと、この通り。いかに汚れが付着していたか、よく分かります。洗うロープが1本や2本だと、丁寧に手洗い(足洗い)することもあります。
しかし、今回は13本もあるため、洗濯機で洗います。
洗濯機の水洗いで十分
通常の汚れくらいなら、洗剤を使わず、洗濯機の水洗いで十分です。汚れがひどい場合は中性洗剤を使う、もしくは浴槽で踏み洗いして洗濯機使用、ということもあります。
ロープをそのまま入れて、洗濯機を回すと、ロープが絡まったり、痛む可能性があります。だから大きな洗濯ネットに入れて洗いますよ。
ロープは紫外線に弱いため、陰干し
洗濯後のロープを干す場所が必要です。ツリークライミングロープは紫外線に弱いため、基本陰干しです。
アツアツのコンクリートの上に、シートを広げて乾かしている写真を見たことがあります。乾きは早いですが、ロープが紫外線や熱で受けるダメージを考えると、オススメできません。
うちでは、物干し竿やハンガーラックを活用して、風通しのよい室内にギアを干す場所を確保しています。
今回洗濯したロープたち。1本36mが13本、468mのロープが干されています。
ついでにフットループも洗濯しました。この状態で2〜3日放置して、ロープバッグに収納しています。
そして、また楽しい体験の場にツリークライミングロープは出かけていきます。
さいごに
ツリークライミングロープの洗濯方法を紹介してみました。
洗濯する際には、次の3つを参考にしてみてください。
- 洗濯ネットに入れて、洗濯機で水洗いする。
- 汚れがガンコな場合は、中性洗剤を使用する。
- 風通しの良い場所で陰干しする。
では、素敵なアウトドアライフを!