まつり(matsuri06)です。
キャンプをしたことがある人なら、必ず目にしたことがある雪の結晶がロゴマークになっているスノーピーク。
アウトドアの仕事に関わっていることもあり、スノーピーク愛好者のギアを多く見てきました。
『スノーピークは値段が高いけど、やっぱりいいよ。』
『とりあえず、スノーピークを買っておけば、間違いない。』
愛好者の多くは、こう言います。
では、なぜスノーピークのギアは高いのか?
タップできる【目次】
スノーピーク製品が高い理由
スノーピークの商品には、他のメーカーで通常付属されている保証書が付いていません。
スノーピークのプロダクツは、フィールドで確実に機能し長期間にわたって使い込んでいただけるようデザインされています。
そしてプロダクツには、一切の保証書をお付けしておりません。
それは、メーカーが自社の製品の品質に責任を持つのは当然であると考えているからです。
自社開発している商品を、製造上の欠陥で破損などした場合には、無料で修理・交換をしてくれます。このサービス、他のメーカーでは見たことがありません。
また、多くのギアが made in japan であり、新潟県燕三条市の職人技術によって作られています。
これが、自信を持ってギアを高価格に設定することができ、ブランディングできている大きな要因だと感じています。
高価なギアばかりではないスノーピーク
とはいえ、大抵のギアは数万円、高ければ10万円を超えるものあります。
いくら品質が高いとはいえ、即購入するには怯みます。
しかし、怯まずに購入できるギアも存在します。
スノーピーク愛好者とまではいきませんが、私もいくつかギアを使ってきました。
その中でも、購入しやすく、日常生活でも活躍してくれるギアを3つ紹介しておきます。
おすすめ① 和武器(箸)
1つ目は、コンパクトに携帯できる箸「和武器」。
マジックテープで封を開けると、ステンレスの棒が2本差し込まれています。
箸のグリップ(手で持つ部分)が登場。
末端部分がキャップになっています。
キャップを外すと、中から竹製のディップ(食事をつまむ部分)が姿を現します。
ディップがグリップの中に収納されている状態を、刀と鞘に連想させて「和武器」と名付けられています。
ディップとグリップは、先端同士をネジで連結する仕組みになっています。
組み立て完成。
グリップがステンレス製ですが、重すぎず軽すぎずで、扱いやすいです。
ケースには紐が付いており、首から下げることも可能です。
キャンプで活躍することはもちろん、外食時のマイ箸に、小型の弁当箱にお供させることもあります。
おすすめ② シェラカップ
2つ目が、シェラカップ。
コップや小皿として使ったり、少量のお湯を沸かしたり、小回りがきくシェラカップ。
シェラカップは多くのメーカーが販売していますが、スノーピークが1番使いやすいです。
それは、持ち手の形状に一工夫あるから。
持ち手の先端を少し曲げて加工しているため、中指にしっかり引っかかってくれます。
中が空っぽの状態でも、その安定性は分かりますが、
水を入れて持つと、他のメーカーのシェラカップとは明らかに持ちやすさの違いを感じることができます。
底面にはロゴ。
目盛りがたくさんあると計量カップ感が強すぎますが、最低限でシンプル。
素材は、アルミ製とチタン製の2種類あります。
アルミ製は100gで、約1000円。
チタン製は37gで、約2000円。
おすすめ③ トレック900
3つ目が、小型鍋として活躍してくれる「トレック」。ネットに収納されています。
ネットを外して、本体登場。
左が鍋、右が蓋。
蓋には持ち手が付き、
開くとシェラカップとしても使えます。
鍋部分も持ち手があり、食器としても使いやすい形状です。
蓋と鍋の持ち手には、ロゴが入っている細かいデザイン。
私が使っているタイプは、「トレック900」。
これの特徴は、ガスカートリッジが収納できること。
ジャストフィット!
トレックは小型鍋として、パスタやラーメンを作る際に使う機会が多いです。しかし、それだけではもったいないので、ご飯を炊くのにも活躍してもらいます。
収納しているガスカートリッジに乗せると、少し高さがありますが、これでご飯を炊きます。
ちなみに、少し硬めのご飯が好きな私が炊く手順です。
- 米1号に対し、水220mlを入れる。(細かいところは目分量!)
- 沸騰するまで中火。
- 沸騰したら弱火で約15分。
- 10分蒸らして完成。
沸騰したら、適当な重しを載せとくとよいです。
実際に炊いてみました。
和武器で味見をしてみます。
なかなかよい炊き上がり。
底をチェック。焦げ付いていませんね。
完食後の状態。焦げがないため、洗うときに楽です。
トレック900もシェラカップ同様に、アルミ製とチタン製があります。
アルミ製は305gで、約3000円。
チタン製は175gで、約4500円。
さいごに
スノーピークは高価なイメージがありますが、意外と手頃な値段で購入できるアイテムもあります。
使いやすさを追求して作っているメーカーだけあって、紹介した食器類を私は長年愛用しています。
「スノーピークに興味はあるけど、高価で手が出しにくい。」と思っていた人は、箸・シェラカップ・トレック900をまず試してほしいですね。
テントや焚き火台のように非日常ではなく、日常使用することを考えると、お得感がありますよ。
では、素敵なアウトドアライフを!