まつり(matsuri06)です。
離島のキャンプ場に人が溢れることはないと予想し、香川県高松市にある「男木島灯台キャンプ場」に行ってきました。
男木島に渡ってからキャンプ場までの移動距離が約2kmあることから、人生初の自転車でキャンプ場に向かうことにします。
自転車料金を含めて、往復1700円。
高松港と女木島・男木島を結ぶフェリー「めおん号」に乗船します。自転車で乗り込むのは私だけです。
フェリーに乗ること40分、男木島に到着。
タップできる【目次】
買い物はできるだけ島でする
下船したら、買い出しです。
せっかく男木島に来ているのに、海産物を食べない手はありません。
男木港から徒歩1分、漁師の店「海征食堂」へ。
店頭で焼いているサザエのつぼ焼きを発見して、即購入が決定です。
メニューは、すべてサザエ。
サザエメニューをすべて購入し、これを夕食とします。サザエキャンプです。
ビールは割高ですが、ここで購入します。よそから遊びに来た人が、島にお金を落としていくのは大切なことです。
買い出しを終えて、いざ男木島灯台キャンプ場へ。
移動距離は約2km。自転車で、スイーッと移動します。
ところが、いきなり急勾配の上り坂。心が折れかけます。
道中にある看板に勇気付けられながら、自転車を押し進めます。
上り坂が400mほど続いた後は、平坦とゆるい下り坂が続きます。
「自転車で来てよかったー!」と、気持ちよく下っていきます。
帰りは逆に、ゆるい上り坂になり、苦しめられるのです。
坂をゆっくり下ること数分。目的地が見えてきました。
男木島灯台キャンプ場に到着です。
男木島灯台キャンプ場は、超コンパクト。
施設案内図を確認すると、こじんまりとしたキャンプ場であることが分かります。
まずは、フィールドへ移動。
テントは5張りくらいが限界に感じる広さです。
キャンプ場にあったのは、
常設の焚き火スペース。
灰捨て場にもなっている、ファイヤーサークル。
水場。水道を引いていますが、使用頻度が少ないため、飲料水にするなら一度沸かして使います。(管理スタッフ談)
トイレは場内入り口にあり、建物両サイドはシャワー室(水のみ)になっています。
キャンプ場を確認している時点では、ちらほら観光客もいたため、テントを張るのを保留としました。
ここで、サザエのつぼ焼きを食べて一休み。うまい!
隣接する砂浜もキャンプOK
キャンプ場からは、砂浜に出入りができます。
閑散期は、プライベートビーチです。
流木が大量にあるため、薪が尽きることはなさそうです。
焚き火をエンドレスに楽しめることができそう。
決めました!キャンプ場外ですが、ここをキャンプ地とする!
周辺を散策して、お腹も減ってきたので、サザエの天ぷらをつまみます。うまい!
キャンプ場外にテント設置完了。
小さなキャンプ場のため、利用者が多いと場内に人が溢れかえるため、隣接した砂浜もテント泊OKのようです。
夕日も朝日も鑑賞できる
この日は快晴だったので、夕日がキレイに見えることを期待していました。
少し雲がありましたが、抜群の夕日スポットでした。
日が沈み、灯台のシルエットもキレイです。
夕飯は当然サザエづくし。ここでサザエ飯登場。うまい!
外灯は、キャンプ場入り口の1箇所のみ。そのため、星がとてもよく見えます。
日中15度あった気温が徐々に下がり、焚き火なしでは過ごせない夜。
流木とビールが、どんどん無くなっていきました。
一夜明けて、朝日も鑑賞できました。
男木島灯台キャンプ場の基本情報
住所
〒760-0091 香川県高松市男木町1062−1
高松港から男木港までフェリーで40分。男木港から徒歩で約20分。
使用料
4〜10月は、テント1張り300〜500円(大きさによる)。
この期間以外の開設時期は無料。
営業時間・定休日
利用可能時期は、3〜11月。
利用のルール
場内に設置されている看板に従って、利用するだけです。
海は近くにありますが、潮の流れが早いため、遊泳は禁止です。
買い出しなど
島で食料品を購入するなら、JAがあります。ただし、約200名の島民が利用する規模です。
島外で買い物をしておくのが無難ですが、島にお金を落とすことも大切です。
ちなみに私が利用した「海征食堂」の営業時間は、10ー15時(日によって17時)です。
キャンプ場内には、自動販売機が1台あります。
問い合わせ先
高松市男木出張所(087−873−0001)に連絡をすると、島内の管理スタッフの電話番号を教えてもらえます。
その際に、不明な点があれば確認するといいでしょう。
駐車場
男木島にフェリーで行く際、高松港周辺の駐車場はいつも「チケットパーク北浜町第2」を利用しています。
この周辺は、24時間500円で利用できる駐車場があります。台数は少ないですが、高松港周辺では最安値でしょう。
男木島へのアクセス方法や楽しみ方は、「男木島マニアが島への行き方・見どころ・楽しみどころを紹介します!」を参考にしてみてください。
その他
徒歩もしくは自転車での移動を考えると、荷物はできるだけコンパクトかつ軽量化しておくといいでしょう。
焚き火台も軽量級のものを選択することになります。
香川県のフリーサイト&無料のキャンプ場
香川県には、フリーサイトかつ無料で利用できるキャンプ場がいくつかあります。
男木島灯台キャンプ場も、私が実際に利用した場所をまとめた記事に入っていますよ。
オートキャンプ場以外の場所を探している人には、参考になるはずです。
さいごに
離島でのどかな時間を過ごせる、最適なキャンプ場でした。
フェリーで40分、徒歩で20分移動してまでキャンプする人は、なかなかいないはず。次回は春か秋の気持ちいい時期に、利用したいですね。
では、素敵なアウトドアライフを!