まつり(matsuri06)です。
キャンプなどで、焚き火をする際に欠かせない道具「焚き火台」。
たくさんの種類があり、どれを購入するべきか迷います。
先日、軽量・設営撤収が簡単・価格が安いと、3拍子揃った焚き火台を見つけました。
これです。
メッシュシートの焚き火台。
初めて購入する人にも、すでに焚き火台を持っている人にも、オススメできるアイテムでした。使用感含め、紹介していきますよ。
タップできる【目次】
メッシュシートの焚き火台は、軽量。
キャンプ道具が増えてくると、荷物をできるだけコンパクトかつ軽くしたい、という思いが出てきます。
今回紹介する「メッシュシートの焚き火台」は収納時、コンパクトかつ軽量なんですね。
収納袋に入っている状態で、6cm×6cm×65cm。荷物の隙間に差し込めるサイズです。
収納袋にプリントされている「BAGUS」は、おそらくメーカー名でしょう。
収納袋の片端にあるマジックテープを外すと、本体を取り出せます。
焚き火台の四脚に、ステンレスメッシュシートを巻いて収納されています。
焚き火台のパーツの全てです。『これだけ?』って感じですが、これだけです。
- 収納袋
- 焚き火台の四脚
- ステンレスメッシュシート
すでに5回ほど使用して写真撮影したため、メッシュシートが変色しています。新品の状態は、もちろん、キレイですよ。
重量は900g、まあまあ軽いです。
私が購入した焚き火台は、ユニフレームのコピー商品。本家はもっと軽い490gです。
メッシュシートの焚き火台は、設営撤収が簡単。
設営方法は、とてもシンプル。
メッシュシートの四隅に付いているピンを、四脚の先端に差し込むだけ。
指の力が特別必要でもありません。子どもでも簡単に差し込めます。
差し込みながら、四脚を広げれば設営完了。収納袋から取り出し、1分以内でできますよ。
細くて薄いため、耐荷重が気になっていましたが、表示は5kgまでOKとのこと。
ヒノキ薪だと、これぐらいの量を乗せても大丈夫です。
メッシュシートの焚き火台は、薪がよく燃える!
実際にメッシュシートの上で、火を起こしていきましょう。
薪に焚き付けを立てかけて、準備OK。
着火材は牛乳パックです。
焚き付けが燃え始めたから、枝を追加します。
この時に、メッシュシートに触っても熱くありません。
四脚部分も熱くないため、触ることができますよ。
細い灰でも、メッシュシートの上に溜まっていきます。
火が強くなってきました。
この焚き火台は囲いがないため、360度全方向から酸素が供給されます。だから、他の焚き火台より燃えやすい構造になっていますよ。
ただし、かなり風が強い環境で使用する際には、燃えている細い薪が飛んでいく可能性があります。これは注意しておく必要がありますね。
灰が増えても、メッシュシートの隙間から落ちることはありません。
最初に置いたヒノキ薪が燃え尽きるまで、マシュマロでも焼いて焚き火をします。
もう少し。
焚き火開始1時間後。メッシュシートの隙間から灰は落ちていませんね。
焚き火開始2時間後。最初に置いたヒノキ薪が燃え尽きたから、片付けます。
中央部分は熾火が若干あるため高温ですが、周囲は触っても熱くありません。
若干の熾火と灰を払い落とし、30秒後。
メッシュシートの中央部分を、普通に触ることができます。
ということは、灰を捨てた直後に片付けることができるんですよ、この焚き火台。
ほとんどの焚き火台は、ステンレスの板で囲ってあり、焚き火後も熱を持っており、すぐに片付けることができません。
撤収寸前まで焚き火が楽しめるから、かなり嬉しいことなんですよね。
収納する際は取り出し時同様に、四脚にメッシュシートを巻きつけて収納袋に入れるだけです。
メッシュシートの焚き火台は、価格が安い。
焚き火台の価格は、メーカーや形状によって当然違います。
王道のスノーピークの焚き火台、人気のLサイズなら2万円超え。
コスパが高いキャプテンスタッグの焚き火台、約6000円。
今回紹介している「BAGUS」のメッシュシート焚き火台、2500円!
デメリットは、五徳と強風の取り扱い
紹介しているメッシュシートの焚き火台は、とても良いアイテムですが、デメリットも当然あります。
感じたデメリットは2つ。
- 五徳がないため、調理が難しい。
- 強風時に転倒する可能性がある。
メッシュシートの焚き火台だけでは、やかんや鍋を載せることは難しいです。
お湯を沸かしたり、料理も楽しむ際には、メッシュシートのサイズにあった軽量の五徳を準備しておきたいところ。
何度か試しましたが、、五徳も増えると、長所である「軽量」が台無しです。
また、薪の重さで焚き火台を固定できている時はいいですが、薪が燃えてメッシュシート上の重量が減った際に、強風が吹くと転倒する可能性があります。
そこで、2つのデメリットを解消してくれるメッシュシートの焚き火台を見つけました。
DODの「秘密のグリルちゃん」。
DODの焚き火台が、デメリットを解消してくれた
DODの「秘密のグリルちゃん」は、約590gと更に軽量タイプです。
3つのパーツを使い、組み立てます。
焼き網を8本全てをセットした状態。
私は焼き網5本使用が定番になっています。
高さが12.5cmと低く、強風に煽られて転倒することはありません。
これでデメリットの1つ、強風時の転倒の可能性は解消です。
実際に焚き火をしてみます。
横から見た状態。
火を大きくしたい時に、燃焼スペースに空きがないため、薪を追加することができません。
だから、焼き網を5本にしています。すると、薪を立てかけて置くことができるため、火を大きくすることができます。
焼き網が5本あれば、ダッチーオーブンのような大きいものは乗せれませんが、小型の鍋などの調理道具であれば使用することができます。
もうひとつのデメリット、「五徳がないため調理が難しい」も解消です。
ちなみにDODの「秘密のグリルちゃん」には、兄弟アイテムとなる「秘密のグリルさん」がいます。
「秘密のグリルさん」は2000円ほど高く、焼き網のバリエーションが違っています。
さいごに
メッシュシートの焚き火台は、
- 軽量
- 設営撤収が簡単
- 価格が安い
と、3拍子揃った焚き火台。1つ持っていると重宝しますよ。私が何度か使っているのを見て、絶賛している友人も数名いましたね。
友人とキャンプする時には、最初に登場した大きめのメッシュシートの焚き火台を使用しています。
DODの「秘密のグリルちゃん」は小さいため、ソロキャンプ用で活躍してくれています。
では、素敵なアウトドアライフを!