先日、アウトドアに興味関心のある友人から、こんな質問をされました。
『ロープワークを覚えたいんだけど、オススメの本ある?』
覚えたい理由を聞くと、こう返ってきました。
『だって、さらっとロープワークできるとカッコイイでしょ!』
うん、確かに。キャンプなどで、ロープを巧みに操れるとカッコイイですね。
では、この質問をしてきた友人に、私はどんな本をオススメしたか?
これです。
ロープワークを覚えたいという、アウトドアに興味関心のある友人。彼にロープワークの本ではなく、「ブッシュクラフト」を紹介した理由が2つあります。
- ロープワークは、多く覚える必要がない。
- ロープワーク以外の技術にも、興味が持てる。
では、2つの理由を詳しく見ていきましょう。
ロープワークの種類は、たくさん有り過ぎる
『ロープワークを覚えておくとカッコイイ!よし、覚えるぞ!』と意気込んで、ロープワークの本を購入したとしましょう。
家のどこからか短いロープを探して、本を見ながら最初は練習するんですよね。
しかし、少ししたら練習しなくなります。そして、せっかく購入したロープワークの本は、本棚から出てこなくなります。
なぜか?
それは、ロープワークの本は、紹介している種類が多すぎるんです。丁寧に用途別に紹介してくれていますが、残念ながら多くの人が全部やってみようとするわけです。当然覚えることができません(笑)。
最初に触れるロープワークの種類は、少ない方がいいのです。
『とりあえず最低限のロープワークを学びたい!』という人は、「これだけは覚えておきたい!ロープワーク●●選」みたいなサイトを見て練習し、興味を持てば本を購入するのがいいですね。

ロープワークはどこでも練習ができます。2mほどのロープをカバンに忍ばせておくと、外出時でも遊び感覚で練習できますよ。
ちなみに、この本は11種類のロープワークが紹介されています。初心者はこれだけで、十分お腹いっぱいになるでしょう。
ロープワークは、アウトドアの3大スキルの1つ。
アウトドアに興味のある友人は、こう言いました。
『だって、さらっとロープワークできるとカッコイイでしょ!』
これはロープワークに限らず、火や刃物についても同じことが言えますよ。
暖を取れるように焚き火を準備できたり、木や竹を削って食器や焚き付けになるフェザースティックが作れるとカッコイイです。
アウトドアの3大スキルは、「ロープワーク」「火」「刃物」ですからね。どうせなら、覚えておくとカッコイイが詰まった本を1冊持っておくといいでしょう。
さいごに
「仕事で専門的にロープワークを覚えなければいけない。」という人は、ロープワークの本を購入した方がいいかもしれません。
しかし、『だって、さらっとロープワークできるとカッコイイでしょ!』くらいの人には、ロープワークだけを取り扱った本は必要ないのです。
それよりも、アウトドアを楽しむ要素が詰まった本を選んだ方が、あなたが想像する「カッコイイ!」に近づきますよ。
では、素敵なアウトドアライフを!