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ツリークライミングを始めたきっかけは「10分のぶらさがり体験」だった。




 

まつり
こんにちは!まつり(matsuri06)です。

インストラクターとしてツリークライミングを各地で開催していると、参加者からよく聞かれる質問があります。

これです。

 

『ツリークライミングを始めたきっかけは、何ですか?』

 

今まで、何万回も100回は聞かれましたね。

おそらく、これからも聞かれると思いますから、記事として書くことにしました。

 

ツリークライミングを初めて見たのは、香川県の小豆島

2008年3月、私が森林NPOのスタッフとして働いていた頃です。

神戸YMCAが小豆島の離れ小島「余島」で実施している野外活動プログラムを、(株)サントリーが支援する「余島プロジェクト」に関わることになりました。

神戸YMCA 余島野外活動センター

関わるきっかけは、『子どもたちに、森遊びプログラムを提供して欲しい。』と相談依頼を受けたことから。このプロジェクトで、他に準備されていたのがツリークライミング。

 

まつり
2005年の愛地球博において、人気プログラムだったことは聞いていました。しかし、この時はまだ見たことがなかったのです。

 

余島にプログラムの下見に行った際、ツリークライミングを初めて見ました。

事前準備として樹上剪定作業をするクライマーの姿は、今でも目に焼き付いています。10m以上の高さで剪定作業を行い、登っている木から隣の木へロープで移動しているわけです。

枝打ちハシゴで5〜6mほど木に登ったことはありましたが、この作業風景は衝撃的でしたね。

 

簡単にできるなら、やってみたい!

作業を終えたフィールドで、学生を対象にしたツリークライミングが始まります。みんなスルスルとロープを辿り、樹上の世界へ。

 

学生『おー!思っていたより簡単!』

 

まつり
えっ!?簡単にできるのか?

高いところまで登るのは熟練者だけかと思いきや、初心者も簡単に登っていくわけです。しかも、楽しそうな表情で。

この様子を、子どものようにワクワクしながら見学していたことを、今でも覚えています。そして、こう思うわけです。

  • 自分も登ってみたい。
  • 香川県でも体験提供したい。
  • 樹上作業ができるようになりたい。

『自分も登ってみたい。』という思いは、この後すんなりと実現するのです。

 

まつり
ちなみに、香川県および近県での体験提供は、2010年から実施しています。樹上作業についても営業しているわけではありませんが、噂を聞きつけてか相談依頼を受けていますよ。

 

10分の体験で、引き込まれた世界

この時、ツリークライミングの講師で来ていたのは、山梨県小淵沢の安藤義樹さん。ツリークライミングのインストラクターであり、樹木のスペシャリスト。

・安藤義樹さんのサイト:Annの森プロジェクト

 

夕暮れ前で片付けする様子を、ワクワクした表情で見学していた私。その表情を感じ取られたのか、安藤さんが声をかけてくれたのです。

『登ってみますか?』と。

この誘いに飛びついたのは、言うまでもありません(笑)。

 

ツリークライミングの説明を聞きながら、初めて身につける道具にドキドキ。

少し恥ずかしながらも、登らせてもらう木に触れて挨拶をしました。

 

初めてツリークライミングをした時は、地上2mくらいでブラブラ。木に登るというより、ただぶら下がるだけ(笑)。いろんなポーズを取って道具の使い心地を体感しました。かなり疲れるのでは?という予想に反し、楽チンだったのです。

あ、写真の状態は、腹筋がキツイです(笑)。

10分ほどの短い体験でしたが、道具のスゴさはもちろん、今までとは違う樹木の魅力を感じましたね。

この後、『次は、いつツリークライミングができるのか・・・』と、ツリークライミングを検索したのを覚えています。

 

まつり
今でこそ全国各地で体験会や講習会が実施されています。しかし、2008年当時は中四国にツリークライミングを実施している場所がなかったんですよね。

 

ツリークライミングが気になりつつも、この時は10分の体験でお預け状態(笑)。このお預け状態がきっかけで、やりたい気持ちが盛り上がっていったんでしょうね。

それから数ヶ月。2008年11月に、当時の余島プロジェクト担当部長とインストラクター安藤さんにセッティングいただいた「ベーシックツリークライマー講習会」に誘われ、山梨県小淵沢へ。

ここからツリークライミングに、ハマっていくわけです。

 

 

 

まつり
簡単にできて楽しいなら、やってみたくなりますよね。2008年11月に参加した講習会で、インストラクター安藤さんの丁寧な指導により、ツリークライミングの奥深さを知っていくのです。続きはそのうち・・・。

では、素敵なアウトドアライフを!