フリーランスで仕事をしていると、『一体どんな仕事しているんだ?』と聞かれることが多々あります。
しかも、よく耳にするシステムエンジニアやイラストレーターではなく、アウトドア関連のフリーランスですからね。
最近、SNSで『アウトドア関連の仕事を始めたい!』という人を見かけるようになりました。参考までに私のことをつぶやいたことをきっかけに、記事にしておこうと思ったわけです。
ちなみに、私の主な活動はこんな感じ。
1 研修講師(アウトドアスキル、ファシリテーションなど)
2 自然体験活動指導(キャンプのディレクション、ツアーガイドなど)
3 フィールド整備(ツリークライミングを活かした高木伐採や剪定)
4 その他(ブログ運営、表立って言えない活動など)
— 松野陽平@アウトドア主夫 (@matsuri06) 2018年7月29日
収入の多少関係なく、分類すると主に4つの活動ですね。
『これから、アウトドア業界で飯食っていくぞ!』という人。
これからの未来に王道モデルなんてありませんが、『へー、こういうのもあるんだ。』くらいで、どうぞ読み進めていってください。
タップできる【目次】
1 研修講師(アウトドアスキル、ファシリテーションなど)
アウトドア活動に関わる指導者は、様々な研修で知識や技術を身に付けています。これらは官公庁・民間団体が主催していることが多く、その研修に講師で呼ばれますね。
研修内容は、次の3つが多いです。
- プログラムデザイン(体験プログラムの作り方)
- コミュニケーションスキル(参加者との接し方)
- アウトドアスキル(刃物、火、ロープ)
「参加者に技術を伝える」というよりは、「参加者が学ぶ場を作る」感じですね。
ツリークライミングの講習会も、研修講師の部類に入りますね。
2 自然体験活動提供(キャンプのディレクション、ツアーガイドなど)
アウトドアが好きだと、よく言われること。
『1年中キャンプしているんですよね。』
いや、そんなにしていませんから(笑)。
キャンプのディレクション
昔は1〜2回/月のペースでキャンプの仕事をしていました。今は子どもを対象にしたキャンプに年に2〜3回ほどディレクター(現場責任者)として、関わっています。
その1つがこのキャンプです。
大人向けは、気が知れた仲間と不定期開催するくらいですね。
ツアーガイド
参加者がフィールドの自然を楽しめるよう、遊び方を提供して一緒に楽しむツアーを実施しています。
よくある観光ガイドのように、『この建物が○○です。建てられたのは・・・』と、目に見えるものを説明するガイドではありません。
知識提供型ではなく、体験提供型のガイドですね。
2018年に立ち上げた法人では、ツアー開発の依頼を受けることもあります。
3 フィールド整備(ツリークライミングを活かした高木伐採や剪定)
自然体験を提供するフィールドは、ある程度安全が確保されたフィールドを使用します。危険だらけのフィールドには、行きたくありませんよね。
地上の危険因子は取り除けても、樹上の危険因子は取り除けない人がほとんどです。そこで、ツリークライミングの技術を活かして、木に登って作業をすることがありますね。
高所作業車が入れない場所でのフィールド整備の際、とても重宝されます。
自然体験のフィールドに使わずとも、個人宅や神社からの相談もちらほらありますね。
4 その他
1〜3は収入ありきの活動が多いですが、そうではない活動もあります。
つなげ役をすると、広がるネットワーク。
自然体験フォーラムやアウトドアイベントなどの実行委員もしています。業界の裾野を広げて、文化を作っていこうとする活動は、人的財産が増える楽しさで関わっています。
情報発信から得られる知的財産
2017年から始めた、このブログ。1年運営してみて、数百円〜千数百円/日の広告・物販収入があります。
ブログ運営に充てた時間を時給換算すると、鼻血が吹き出るほど大赤字です(笑)。
しかし、ブログ運営を通して得た情報や習慣は、お金に変えられない知的財産となりました。ブログを通して繋がった人も数多く、人的財産ももちろんありますね。
いかがでしたか?
フリーランスでアウトドアの活動をする、私の収入源を紹介してみました。
私は1つの事業に専念せず、自分が「好きな分野・得意な分野」を増やして、楽しみながらやっています。
『アウトドア業界で飯を食べていくなら、こんな手段があるよ。』と紹介してくれている本もあります。
本の事例の中から、「好きな分野・得意な分野」を見つける。そして、それらを掛け合わせて活動を始めるのも、ありかもしれませんね。
では、素敵なアウトドアライフを!
まつり(@matsuri06)です。