まつり(@matsuri06)です。
毎年、家族で行っていたキャンプ。
子どもが大きくなり、ファミリーキャンプをする時期を終えました。
7年ほど活躍したテントに、一旦別れを告げます。
さらば、まだウサギがロゴになっていない頃のDODのテントよ。
これからは、ソロキャンプを楽しむことにしました。
そこで、購入したテントが「BUNDOK ソロベース」。
ソロキャンプ用のテントで、一時期Amazonベストセラーになっていたテントです。
2019年の年末に届き、初張りをウズウズしながら待ち、2020年1月4〜5日のソロキャンプで試してきました。
試した場所は、香川県小豆島にある「吉田キャンプ場」。
最低気温4度、最大体感風速10m。
テントの性能を確認するには、ちょうど良い寒さや海風でした。
タップできる【目次】
「bundok ソロベース」の魅力
私が購入時、すでにAmazonの評価は高く、ベストセラーでした。
ユーザーは、ベタ褒めしまくりです。星5つ中の4.7ですから。
「bundok ソロベース」は次の点を抑えて、価格が2万円以下だから魅力的です。
- 素材がポリコットン(燃えにくい)
- ポリコットンで4.4kgと軽量
- インナー(蚊帳)付き
- 焚き火が楽しみやすい仕様
組み立てが簡単
実際に使ってみての魅力は、これらに加えて設営が簡単だったことです。
初めて開ける状態から、
収納袋に縫い付けている取扱説明書を初見で、
パップーテントの状態にし、
前面を開けて、
インナーを取り付けるまで、15分ほどでした。
持っていた道具との相性が良かった
インナーテントに、愛用している「DODバッグインベッド」が、ピッタリ入ります。
テントに合わせて、コットを買い直す必要がなくて良かったです。
ここまでで十分に2万円以上の価値はあると、確信しました。
「bundok ソロベース」のイマイチだった点
ここからは、実際に1晩過ごして、イマイチだった点を4つ紹介します。
- 隙間風が入る。
- ペグが弱い。
- タープ部分がたわむ。
- コットを使うと、若干狭い。
1 隙間風が入る。
天幕が地面に接地しないため、隙間風が下から入ってきます。
暑い時期は風が通ってよいですが、寒い時期は困ります。
いろいろ試しましたが、付属の部品では解決できませんでした。
少し短いポールを使用する手もありますが、その分だけ室内は低くなりますよね。
スカートがないため、隙間風をとるか、室内を狭くするか、どちらかです。
ちなみに、この日は寝袋2枚重ねて就寝。寒さを感じず過ごせました。
「スカートをつけて欲しい!」というユーザーの要望が多かったのか、スカート・サイドウォール付きの進化版が2020年に登場。
風や日差しを少しでも避けたいという人は、こちらを選択するといいでしょう。
2 ペグが弱い。
テントやタープの付属品であるペグが弱いことは多々あります。これも同様でした。
海風が強い(最大体感風速10m)のため、付属のペグ(左)と念のためエリッゼステーク28cm(右)を使っての設営です。
風が強くなってきた20時過ぎ。天幕を止めていたペグが外れました(写真左)。
その直後に、もう1箇所。エリッゼステークは、ビクともしません。
結局この日は、付属のペグは3箇所外れました。
風が強い日や地面が硬いフィールドでは、付属のペグは役に立たないということです。
2020年1月以降は、ペグが改良されているようですが、それでも弱い気がします。
どんなフィールドにも対応できるよう、強いペグがあった方がよいです。
3 タープ部分がたわむ。
無風状態であれば問題ありませんが、風が強いとガイロープが緩みます。
すると、タープ部分がたわみバザバサと上下に動きます。
別のポールを準備していたことを忘れていたため、一晩過ごしましたが、翌朝改善策を試しました。
ノーマルの状態です。
170cmくらいのポールで立ててみました。これならタープ部分がたわんでも頭に当たることはないでしょう。
タープ部分の中央にポールを立てるパターン。これだと準備するポールは1本。
イスが中央に置けず、使い勝手がイマイチかもしれません。
4 コットを使うと、若干狭い。
1月上旬で虫は1匹もいませんが、初張りのためインナーテントも使ってみました。
中にはコットを入れて寝ました。コットの高さ分、上部の体積が小さくなり、狭くなります。
風が強いとインナーテントが揺れて、更に狭く感じました。
とはいえ、感じるだけで寝るには問題はありません。ささいなことです。
そもそも、「コットと相性がいい!」という謳い文句はありませんから。
バンドック ソロベースが売り切れ状態?
「BUNDOK ソロベース」が欲しいという人が『売り切れで買えない』という話を耳にします。
2021年にはアマゾン評価数も1000を超える人気商品。
売り切れている場合、しばらくすると再販されますので、それまで待つしかありません。
アマゾンの場合は、欲しいものリストなどに入れて、首を長くして待ちましょう。
購入前に迷ったテント
「BUNDOK ソロベース」を購入する前に、最後まで比較したテントが2つあります。
テンマクデザインの「PANDA TC」と「炎幕」。
初めてのTCテントのため、信頼できるメーカーにしようかとても迷いました。
しかし、インナーテントが別売りのため、コスパを考えると「BUNDOK ソロベース」に軍配が上がったのです。
購入後、自分で使用するのはもちろん、友人に貸したりして、かなり使い続けていますが、痛みもなく優れものです。
さいごに
ソロキャンプ用に購入した「BUNDOK ソロベース」。
風が強い環境で使用して、イマイチと感じた点を4つ紹介しました。
- 隙間風が入る。
- ペグが弱い。
- タープ部分がたわむ。
- コットを使うと、若干狭い。
それでも2万円の価値は十分にあると感じたので、これからソロキャンプで活躍してくれるでしょう。
では、素敵なアウトドアライフを!